オランダの入院バッグ、何を入れた?クラームパケットもあわせて解説

公開: 2026-07-20

オランダで出産が近づいてきたとき、真っ先に困るのが「入院バッグに何を入れるか」と「クラームパケットって何?」の2つだと思います。日本とは病院文化がまったく違うので、準備リストを見てもピンとこないこともある。

2024年(長女)と2026年(長男)、デン・ハーグのHMCで2度出産した経験をもとに、実際に持っていったもの・持っていけばよかったものを紹介します。

入院バッグ(母親用)

HMCから配布された「What to bring to the hospital」リストをベースにしています。

必ず持っていくもの

持っていってよかったもの

食事について

病院の昼・夕食は提供されますが、夜間の食事は出ません。スナックを持参するよう推奨されています。

フルーツ、ミューズリーバーなど軽いもので十分ですが、分娩室にはパンとトッピングが常時用意されているので、空腹で困ることはほぼないはずです。

個人的には、一人目のときは食事の余裕が全くなかったけれど、二人目では事前におにぎりを作っていきました。病院のパンも十分おいしいけれど、おにぎりはやっぱり気持ちが落ち着く。義理の両親が夕食を持ってきてくれたのも、体力的にだいぶ助かりました。


入院バッグ(赤ちゃん用)

必須のもの

チャイルドシートは忘れずに

退院時にチャイルドシートがないと、そもそも赤ちゃんを車に乗せて帰れません。陣痛が始まってからでは確認が難しいので、バッグの準備と同じタイミングで車へのセット状況も確認しておくのがおすすめです。

サイズ50と56を両方準備する理由

生まれた時点でサイズ50が小さい子も、大きい子もいます。どちらが合うか産まれてみないとわからないので、両方持っていくと安心です。

写真・動画について

分娩室での動画撮影は原則不可です(立ち会いスタッフ全員の同意が必要)。写真はOK。事前にパートナーと撮影方針を確認しておくとスムーズです。


クラームパケット(Kraampakket)とは?

オランダ出産で多くの日本人が驚くのが「クラームパケット」の存在です。

日本では病院が消耗品を用意してくれることがほとんどですが、オランダでは産褥パッドや消毒液などをすべて自分で用意して産院に持参する必要があります。これがクラームパケット。

初めて見るとアイテムの種類と量に圧倒されますが、一つひとつは薬局やドラッグストアで揃えられます。

クラームパケット リスト(日本語・蘭語・英語対照)

アイテム蘭語英語
変性アルコール70%(50cc)gedenaturaliseerde alcoholdenatured alcohol
消毒用ハンドジェルdesinfecterende handgelhand sanitiser
ジグザグコットン(脱脂綿)zigzag wattencotton wool
お産用ナプキン/産褥パッド 2パックkraamverbandenmaternity dressings
生理用ナプキン(普通)2パックmaandverband “normaal”sanitary pads (normal)
防水マットレスシートmatrasbeschermermattress protector
お産用マットkraammatrasmaternity mattress
お産用下敷き 10枚onderleggersunderpads
臍帯クリップnavelklemumbilical clamp
無菌ガーゼsteriele gazensterile gauze
産褥パンツ 2着stretchbroekjesstretch pants
医療用粘着テープhechtpleistersmedical tape

どこで買う?

EtosやKruidvatで揃うものが多いです。変性アルコールや臍帯クリップなど一部は薬局(apotheek)で扱っています。

まとめて買いたい場合はbol.comで「kraampakket」と検索するとセット商品が見つかります(必要なものがほぼ揃った状態で届くので楽です)。

産院からQRコードや購入リスト付きの説明資料が渡される場合もあるので、確認してみてください。


まとめ

オランダの出産準備で特に日本と違う点は:

  1. クラームパケットは自分で用意する(病院が全部出してくれるわけではない)
  2. チャイルドシートがないと退院できない
  3. 夜間の食事は出ないのでスナック持参
  4. 赤ちゃん服はサイズ50と56の両方を

次の記事では、赤ちゃんの部屋に必要なnewborn essentials(ベビーベッドからケアグッズまで)をまとめる予定です。

このブログでは、デン・ハーグでの出産・育児に関する実体験をシリーズでまとめています。同じような環境にいる方の参考になれば嬉しいです。